生活意識に関するアンケート調査(第23回)結果の計数訂正
2005年 8月 5日
日本銀行
去る7月5日に公表した標題のアンケート調査結果につき、調査委託先において標本データの一部で不適切な収集・集計が行われていたことが判明しました。このため、日本銀行では、本調査の信頼性確保の観点から、今回のアンケート結果集計に利用された全ての標本データの処理状況を改めて悉皆調査させたうえで、適切に処理されたことが確認できたデータのみを集めて再集計を行いました。その結果を[別紙](PDFファイル 325KB)のとおり訂正公表します。
日本銀行としては、このように調査委託先において不適切な取扱いが行われたことを大変遺憾に感じます。本調査の信頼性を維持・向上させていくため、次回以降の委託先に対しては、監査の強化をはじめとする厳格な再発防止策を求めるとともに、日本銀行自身としても、調査結果の検証の強化に努めていく所存です。
以上
本件に関する照会先
情報サービス局
金田一(03-3277-3551)
加賀山(03-3277-2578)
[参考]
既公表計数と再集計結果の関係
1.既公表計数から控除したデータ
- (1)調査対象者本人が回答していないデータやその疑いが残るデータ
- (2)標本の補充に当って、標本抽出の無作為性が損なわれるような取扱いが行われたデータ
具体的には、調査員に明確な指示がなされなかったため、調査員によって異なる形で標本が補充された例など。 - (3)悉皆調査時に連絡が取れなかった先など、適切性が確認できなかったデータ
2.具体的な集計データ数
既公表計数における回収数2,997に対し、再集計対象となった回収数は2,010(下図参照)。
以上