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日本銀行当座預金決済の「RTGS化」について

第3部 ご意見・ご提案のお願い

 日本銀行は、わが国決済システムの安定を維持していく上で、日銀当預決済の「RTGS化」が必要不可欠と考えており、西暦2000年中を目標にこれを実現すべく努力していく方針である。ただ、日銀当預はわが国の決済全体を底辺で支えるインフラであるだけに、その決済方法を時点決済中心からRTGSへと変えた場合、金融機関の実務や市場取引の慣行などに大きな影響が及ぶものと考えられる。このため、「RTGS化」を実現していくにあたっては、当預取引先や民間決済システムの運営者の方々の英知を集めることが何より大切である。そうした考え方から日本銀行は、「RTGS化」に関する建設的なご意見・ご提案をいただくべく、本日このペーパーを全ての当預取引先と主要な民間決済システム運営者にお配りすることとした。当面の段取りは以下のようにさせていただきたい。

  1. (1)ご意見・ご提案の期限、提出方法
    ご意見・ご提案は、適宜の形式で書面にまとめ、97年2月5日(必着)までに、書留で下記へ郵送願いたい。なお、協会等の場で取りまとめの上で、ご意見・ご提案を行っていただいても差し支えない。
    送付先:郵便番号103 東京都中央区日本橋本石町2−1−1
    日本銀行信用機構局決済システム課
  2. (2)いただいたご意見・ご提案の扱い
    日本銀行において十分に検討のうえ、主なご意見・ご提案とそれに対する日本銀行のコメントをあわせたペーパーを作成し、当ペーパーと同じ配布先にお届けする。なお、これら2つのペーパーは一般にも公表する予定である。

以上