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バーゼル銀行監督委員会による「銀行のノンバンク金融仲介向けエクスポージャーに関するニューズレター」の公表について

2022年11月30日
日本銀行

バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、11月24日、「銀行のノンバンク金融仲介向けエクスポージャーに関するニューズレター」(原題:Newsletter on bank exposures to non-bank financial intermediaries)を公表しました。

バーゼル委では、銀行のノンバンク金融仲介(NBFI)向けエクスポージャーに関するリスクについて、監督上の知見の共有や脆弱性の分析を行ってきています。本ニューズレターは、これまでの議論を共有するものです。

  • 規模や関連するリスクは法域によって異なるものの、NBFIセクターは拡大を続けており、金融安定上の懸念を引き起こす可能性がある。
  • 最近のNBFIをめぐるストレス事案から、NBFIに関連する銀行のリスク管理実務の脆弱性や課題が浮き彫りになった。監督当局は、デリバティブや証券金融を通じて、レバレッジの高いカウンターパーティーに対するエクスポージャーが最もリスクが高いと考えている。監督当局は、コモディティ関連のカウンターパーティーに対する銀行のリスク管理においても同様の課題を認識している。
  • 監督当局は、引き続き、銀行のエクスポージャーをモニタリングし、既存の基準やガイダンスの適切な適用に焦点を当てるほか、銀行とNBFIの相互連関の可視性を高めるために観察可能なデータのレベルを評価していく。

詳細につきましては、以下をご覧ください。